☆Rusty's Cinema & Muzik Complex☆ -2ページ目

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Indiana Jones and the Temple of Doom

『Indiana Jones and the Temple of Doom』
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』

世界的大ヒット・シリーズ第2弾

〔Cast and Credits〕
Actors or Actress

○ハリソン・フォード/インディアナ・ジョーンズ役
主な出演作：「デビル」、「ランダム・ハーツ」、「ハリウッド的殺人事件」、
　　　　　　　　「ファイヤーウォール」、「スター・ウォーズ」シリーズ等

○ケイト・キャプショー/ウィリー・スコット役
主な出演作：「ブラックレイン」、「理由」、「キングの報酬」等

○キー・ホイ・クァン/ショート・ラウンド役
主な出演作：「グーニーズ」等

○アムリッシュ・プリ/モラ・ラム役
主な出演作：「ガンジー」等

Directors
☆スティーブン・スピルバーグ
主な監督作：「E.T.」、「プライベート・ライアン」、「激突」、「宇宙戦争」、
　　　　　　　　「フック」、「アミスタッド」、「マイノリティ・リポート」等

Producers
☆ジョージ・ルーカス
主な監督作：「スター・ウォーズ」シリーズ、「アメリカン・グラフティ」等

☆フランク・マーシャル
主なプロデュース作：「シックス・センス」、「ボーン・アルティメイタム」、
　　　　　　　　　　　　　「太陽の帝国」、「オールウェイズ」等

Distributors
Paramount Pictures

日本配給：パラマウント映画＝ＣＩＣ

Running Time
１時間５８分

〔About The Story〕
　時は1935年、中国は上海。ナイトクラブ「オビ・ワン」では歌姫ウィリースコットがショーを見せ、盛り上がっていた。そんな店のあるテーブルでは、考古学者で冒険家のインディが上海の犯罪王ラオ・チェーと取引をしていた。インディがラオの先祖であるヌルハチ皇帝の位牌を入手し、ダイヤと交換する手はずだった。だがラオはインディに毒を飲ませ、ダイヤを取り返そうとする。解毒剤とダイヤをめぐっての大乱闘の末、インディはウィリーと一緒に店を逃げ出し、中国人少年ショート・ラウンドを連れて上海空港へと急いだ。空港に着き、飛行機に乗ったインディらの冒険がここから始まる

〔Commentary, etc・・・&Grade Of This Movie〕

　全世界でヒットし、リバイバル上映までした「レイダース/失われたアーク」に続いて登場した“インディアナ・ジョーンズ”の大活躍を描いたアドベンチャー・シリーズ第２弾。２作目ですが、時代設定は前作の１年前にあたる1935年っていうのも新しいスタイル。

今回のお宝はサンカラ・ストーン

　主演のインディを演じたハリソンですが、やっぱりこの役は彼以外にないですねぇ～。元々、「レイダース・・・」を作る時は当初、トム・セレックが予定されていましたが、スケジュールの都合がつかなかったのでハリソンがオーディションを受けてインディ役が決まったのでした。２作目にして、あのフェドーラ帽を被るとスク゛に「あっ、インディ！」って感じられるのがいいですよねぇ～

　今作でヒロインのウィリー・スコットを演じたケート・キャプショーもかなりいい味を出してました。この作品より以前はそれほどハ゜ッとしな感じだったんですが、大抜擢され、今作では歌もこなし、コミカルな部分を見せたりしていいキャラクターを演じています。

歌なども披露しているケイト・キャプショー(中央）

　ショート・ラウンド役のキー・ホイ・クァンはこれがデビュー作でしたぁ。元々は弟が今作のオーディションを受けに来たのですが、付き添いで来たキーをスピルバーグが見て、彼にもオーディションを受けさせて採用を決めたとか。インディとコミカルな掛け合いを見せたり、時には友達のようだったり、時には親子のようだったりして前作とは違った新たな生命を今作に吹き込んでました。

キー・ホイ・クァンの登場で新たなテイストが増えた

作風自体は前作よりもダークになり、サギー教の黒魔術が出てきたり、チョイ残酷というかエク゛いシーンが登場したりするんで。ですが、何気に子供の時にオレはこの作品が大好きで６回も観ましたｗｗ

　人気シリーズ第２弾の評価は・・・　

　
　　『評価：Ａ－』

　前作がかなり上手くノン・フィクションの部分とフィクションの部分がリンクしていたのに対して、今作はエンタメらしい作りになっています。そういう部分では脚本的にも前作の方が上だったのかも。作品自体がダークになったのはジョージ・ルーカスの意向があったからだとか。ルーカスは「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」でもダークな面を出していますが、今作でも同じように２作目はダークなものをイメージしていたそうで、それが黒魔術とかに繋がったそうです。

インディもダーク･サイドに入るのぉ

先に話したように、少しエク゛い描写などがあったりするので若干、評価的には下がりますが、その分、後半でのインディの活躍が目立つので酷評する程の出来の悪さはありません　

　２００８年の6/21からシリーズ第４弾となる『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』が公開となるので、まだ観たことない人はレンタルorセルでスク゛に鑑賞すべし

観たことある人もきっと忘れてる部分がｲｯﾊﾟｲあると思うから、改めて観てやってくださいねー

手に汗握るアクション、コミカルな笑い、そして程よいロマンスなどが満載の超ｴﾝﾀﾒ作

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アンジー最新作のポスターが公開にっ♪

やっと登場したポスター２種

　アメリカで6/27から公開となるアクション作「Wanted(邦題：ウォンテッド）」のオフィシャル・ポスターがやっと公開されましたぁ～

主演は「ラスト・キング・オブ・スコットランド」や「ナルニアの王国第１章」のジェームス・マカヴォイなんですが、アンジェリーナ・ジョリーやモーガン･フリーマンなどの強力なキャストが脇を固めてます

公開されたのはアンジー単独のモノクロ・ヴァージョンとジェームスと写ってるカラーのヴァージョンの２種

モノクロの方がかなりｶｯｺｲｲのですが、アンジーが主演じゃないのカラーの方がメインで使われてますｗｗ

拒食症という話が出ている最中に撮られた作品だからか、ポスターのアンジーの腕が細すぎる

ブラピも心配してかなり努力してましたが、少しは戻ったのかなぁ～って思ってしまいます。ﾁｮｲ痛々しい

　日本でも少し予告が流れてますが、日本公開は９月

まだ先ですが、映画ファンやアンジー･ファンは楽しみに待っておきましょう

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Let me talk 'bout my self a little bit♪

　改めまして、いつも遊びに来て覗いてくれたり、記事を読んでくれている皆様、

いつもﾎﾝﾄありがとー

ブログを書き始めてからは基本的に映画のｺﾄを中心で書いてましたｗｗ
映画は4歳の時から観始めて、今でも欠かせない自分の中のエレメント

もちろん、今後もｶﾞﾝｶﾞﾝ書いていきますが、今年からは新しく色んなｺﾄに触れていこうかと

始めた当時から今まで、色んな方々が読んでくれたりしてましたが、
きっと疑問もあったでしょうなぁ～ｗｗ
『一体、この人は映画意外に何が好きなんだろう・・・』
とか
『普段は何してんだろう？』
とか。

ってなﾜｹで、今回は少し自分のｺﾄを書いてみようかと

　映画もさることながら、同等に好きというか欠かせないのが
　　　Muzik

やっぱ、音楽ないとねぇ～。色んなジャンルを聴いたりしますが、大好きなのは
HipHop,R&B,etc・・・
といったいわゆる「Black」系のNoiz(音）なんです

えっ？以外？？

元々、子供の時に家の人が洋楽番組を見ていたりしてたし、My SistaがかなりBlack系を
聴いてたのがあって、その影響が強いかも

そして、いつしか流れてる音が気になり、
気が付けばドップリ小学生の時から聴いてましたｗｗ

よく一人でｸﾗﾋﾞﾝｸﾞしたり、友達が出来たりして、踊りまくりながら歌ったり

もちろん、マイクなんかないっす。ﾃﾞｶい声で歌ってたのですｗｗ

それが高じて、2006年の秋頃からｲﾍﾞﾝﾄを始めたりしちゃいました

ｸﾗﾌﾞで月に1回、HipHop,R&B,Reggaeのｲﾍﾞﾝﾄを始めて、
少しずつですが地元、NY(ニューヨークじゃなくて、名古屋です！）でも知れ渡り・・・
今では毎月2つのｲﾍﾞﾝﾄをオーガナイズしてます

ｲﾍﾞﾝﾄはこんな感じだったりします

　DJ

の方々がみんなを楽しませるお手伝いをしてくれるのはもちろんですが、
「これでは何か足らない

」って思って、いつのまにやら自分の中で何かが動き出して、
遂には・・・

　　　ＭＣ

まで始めてしまいましたｗｗ
元々、ｱﾒﾘｶﾝ･ｽｸｰﾙに行ってたのもあるし、少しは英語も話すのでそれを生かしていつも
踊ったり騒いだりしてたのを思い出し、ｲﾍﾞではＭＣとしてマイクを使って歌ったり、煽ったり

　そして今年に入ってからはＭＣ自体に力を入れて楽しんでたら、色んなｲﾍﾞから少しずつですが
オファーが来たりして、ﾁｮｲﾁｮｲ活動の幅が広がってきてます

日本人でまともに英語使うＭＣって殆どいないし

　まぁ、今日はここまでですが、
これからは音楽ネタとかｲﾍﾞﾝﾄのｺﾄとかも書いたりしますし、
普通の日記を書いたりもすると思うので、気軽に何でもｺﾒﾝﾄしてやってねー

もっともっと絡んでやってくだしゃーい

今年も初夏から一気に熱く、そして暑くなりそうｗｗ

　もうすぐG.W.で色んな映画がﾄﾞﾝﾄﾞﾝ公開になりますねぇ～

日本ではG.W.映画があるので「サマー・ムービー」と言うとまだ先な感じがするかもしれませんが、アメリカでは５月から「サマー・ムービー」が一気に解禁になるので日本以上に大作が続々と公開になります

　少し前からこのブログでも書いてますが、やっぱり世界的に注目されてる今年の夏の超話題作は19年ぶりにスクリーンに帰ってくる『Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull』でしょう

公開が近くなってきて、またまた新たなスチールがいくつか出てきたのでご紹介

4枚ほど新たに登場したのですが、写真だけでもかなりワクワクしますねぇ～

それに加えて嬉しいニュースも

日本では6/21公開の「インディ・ジョーンズ／クリスタル・スカルの王国」ですが、それに先駆けて6月4日に主演のハリソン・フォードが緊急来日することが決定しましたー

ハリソン・フォードはこれまでに7回来日していますが、インディ・ジョーンズ役では今回が初来日

さらに現在、配給するパラマウントピクチャーズ・ジャパンが監督のスティーブン・スピルバーグ、製作総指揮のジョージ・ルーカスにも来日をオファーしているので、もしかすると6月4日に東京都内で行われる予定の記者会見に3人揃って登場するかも

6月5日には今作のジャパンプレミアも開催されるので日本でもかなり話題になりそうですね。会場は東京・国立代々木競技場第一体育館で、7000名を招待するそうです。映画の雰囲気を盛り上げるために巨大な古代マヤ文明の遺跡が会場内に出現するんだとか。

　気になる本編の長さですが、上映時間がシリーズ最長の2時間20分強になることが判明

楽しみですねっ

　じゃ、最後は日本では見れないアメリカのTVスポットでお楽しみくださーい

日本未公開の映像も入ってるよーんｗｗ

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Hitman（邦題：ヒットマン）

『Hitman』
『ヒットマン』

人気ゲームを映画化したハード・アクション作

〔Cast and Credits〕
Actors or Actress

○ティモシー・オリファント/エージェント47役
主な出演作：「ダイ・ハード4.0」、「ブルドッグ」、「ドリーム・キャッチャー」、
　　　　　　　「ガール・ネクスト・ドア」、「スクリーム2」等

○オルガ・キュレリンコ/ニカ役
主な出演作：「007/Quantum Of Solace」等

○ダグレイ・スコット/マイク・ホイッティア役
主な出演作：「エバー・アフター」、「Ｍ：ｉ-2」、「ディープ・インパクト」、
　　　　　　　「エニグマ」、「ダーク・ウォーター」等

Directors
☆ザビエ・ジャン

Distributors
20th Century Fox Distribution

日本配給：２０世紀フォックス

Running Time
１時間４０分

こんなバージョンのポスターもあるよっ

〔About The Story〕
　世の中には国外追放された僧侶たちが集い作られた闇の組織が存在する。その組織では孤児らが育てられていた。その中でもある一人の孤児はパーフェクトな暗殺者に仕立て上げられていた。

彼の名前は“エージェント47”。

丸坊主に刈られた頭の後頭部にはバーコードの刺青が掘られ、それぞれの番号はあるが名前はない。大人へと成長し、組織の中ではトップの腕前で自らのプライドと金のために世界を股にかけて数々の殺しを実行してきた。そんな彼を追うインターポールの捜査官ウィッティアは執拗に犯人探しに没頭していた…。

　〔Commentary, etc・・・&Grade Of This Movie〕

　スパイクがリリースした大人気のアクション・ゲーム「Hitman」をベースにしたハード・アクション作。元ﾈﾀのｹﾞｰﾑは「バイオ・ハザード」などと並んでヒットしてます。観る前は正直、「また、ゲームの映画化かぁ～」って思いましたが、甘かった！作りが上手いです、この映画。しっかりゲームの世界を映像で再現しているし、なかなかディテールが細かい。しかもゲーム同様にリアルな銃撃戦などがあるから残虐性満点で18禁状態の映像。期待しないで気軽に観ると、「おっ、なかなか面白いじゃん！」って自分が警戒していたのがウソみたいに崩れますｗｗ

　主演のティモシー・オリファントはやはり昨年の大ヒット作「ダイ・ハード4.0」のイメージが強いですよねぇ～。色々出てるケト゛、そんなに顔も知られていないし。僕の中では正直、「ナシ」な顔立ちなので今回もそれが気になってたのですが、このエージェント47役はかなり合ってたと思います。ただ、「ダイ・ハード4.0」の時に思ったのが、「悪役なのに妙に迫力に欠ける」っていうコト。顔つき自体はなんかクト゛い（ファンの方がいたら申し訳ないですが・・・）のに、凄味がないっていうか、弱弱しい感じがしてて。今作ではそれを結構、拭い去ってくれました。

左がゲーム、そして右が映画のティモシー。
雰囲気出てて、よーく似てると思いません？？

ニカ役のオルガ・キュレリンコはどこかあどけなさが残ってるっていうか、切ない目をしたりするので、この役にピッタリ。そうかと思えば、思いっきり47を男として挑発したり。色気のある女性とあどけない少女っぽさが融合してる感じなので、ファンになった方も多いんじゃないっすかぁ～？？きっと、「レオン」などと比較したりされるでしょうが、あの時のナタリー・ポートマンとは全然雰囲気も年齢も違いますからねぇ～。童顔っていうか、28歳には見えない感じです。

今作ではお色気シーンもあるし、それがいやらしくなくて妙にカッコイイ女性ぅっていう雰囲気をかもし出してるので007最新作「Quantum Of Solace」に起用されたのもなんとなく理解できます。どんな役柄を演じきるのかまた楽しみ

次回は007シリーズに出演のオルガ・キュリレンコ

　インターポールの捜査官、マイク役のダグレイ・スコットの印象が強いのはやっぱりトム・クルーズと共演した「M:i-2」ですかねぇ～。独特なアクセントとあの顔立ちでインパクトがある悪役を演じてたので、今回のような捜査官という役だと違和感をちょっぴり感じたり。前半はかなり強気で頭の切れる捜査官っていう感じで47を追いかけてましたし、どこかアブノーマルなテイストも主人公との間に感じさせたのですが、中盤辺りから若干マヌケにも見えてしまったり・・・。時々、演技の仕方が悪役っぽかったりもしたしｗｗ

「M:I-2」のダグレイ･スコットも出てるよ

ゲームがベースの原作を映画化したこのアクション作の評価はと言うと・・・
　

　　『評価：Ｂ』

　実際のゲームはやったことないのですが、映像を何度も観たコトがあるので比較してみると、実によーく映像化（実写化）しています。エージェント47の服装や雰囲気はそのままだし、世界観も元がゲームだからと言って安っぽいワケではないので「単調なアクション映画」と思ったら大間違い。確かに“Ｓ級”の作品ではないのですが、アル意味、かなりハイ・レベルなＢ級の映画って感じ。

作品自体のテンポも良く、程よい長さの上映時間だからそんなに飽きもしませんが、強いて言うなら慣れるまでキャラクターの名前を覚えるのが大変かも。主人公とニカはスク゛に覚えられても、ロシア人キャラの名前とかが入り乱れると若干分かり難いトコもあります。その分、ドラマ性もしっかりともたせてあるので、安っぽいＢ級作品ではないですよっ。

ド派手な銃撃戦などが満載
でもでも、お子様は観れません（R-15指定です）

　鑑賞中に時折、「なんか007に似てたりする」って思ったり、「レオンっぽい」って感じたりしましたが、いい意味で感じ取れるので、きっとあの雰囲気の出し方は正解なんでしょう。ロシアの特殊部隊が妙に怖かったりするのはヨーロッパ・コープの上手さでしょうねぇ。顔が見えなかったりするし、なんか強そうだし

　ただ、エージェント47に関して言えば、ありきたりのツッコミですが、

あんな坊主頭でおまけに後頭部に
ﾊﾞｰｺｰﾄﾞ入ってたら、逆に目立つっちゅーの

って、観てる時も何回か思いました。だって、あんな黒いスーツで赤のタイ、スキン・ヘッドで後頭部にはバーコードだったら誰でも見そうだし、目立つでしょ。しかもエージェントはみんなスキン、いやﾄｩｷﾝだから何人もが出てきたら怖いわぁ～

　映像やアクションも確かにインパクトがありますが、効果的に使われた有名な楽曲、「Ave Maria」が更に作品を引き立ててました。現代風にアレンジっされたものも流れるのでまだ観てない方はよ～く聴いてみてくださいねっ。また、それがなんかｵｻﾚでｶｯｺｲｲんですって

　「んな、バカな！」ってトコがあるのは否めませんが、元々はゲームだし、こうしたエンタメ作にあまり深いツッコミをするとキリがないから受け流してくださいよっ

「レオン」っぽい切ないﾄｺがあったり、ハードなアクションがあったり

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Untraceable（邦題：ブラックサイト）

『Untraceable』
『ブラックサイト』

１人のF.B.I.捜査官を追い詰める人々の好奇心・・・その時、NYCで一体何が起こったのか

〔Cast and Credits〕
Actors or Actress

○ダイアン・レイン/ジェニファー・マーシュ捜査官役
主な出演作：「運命の女」、「理想の恋人.com」、「コットンクラブ」、
　　　　　　　　「愛は危険な香り」、「陽だまりのグラウンド」等

○ビリー・バーク/エリック・ボックス刑事役
主な出演作：「スパイダー」、「炎のメモリアル」、
　　　　　　　　「24-Twenty Four-/Season2(TV)」等

○コリン・ハンクス/グリフィン・ダウド捜査官役
主な出演作：「オレンジ・カウンティ」、「キングコング」等

Directors
☆グレゴリー・ホブリット
主な監督作：「オーロラの彼方へ」、「ジャスティス」等

Distributors
Sony Pictures Releasing

日本配給：ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント

Running Time
１時間４０分

〔About The Story〕
　アメリカのオレゴン州はポートランド。静かで平穏そうなこの街でかつてないような事件が起こり始める。F.B.I.捜査官のジェニファーは様々なコンピューターのサイトをチェックして、詐欺などのサイバー・クライムをいつものように追いかけていた。そんなある日、見たこともないようなサイトを見つける。それはそのサイトの持ち主がWEBサイトに生々しい殺人の映像をライブで載せていた。公開型の処刑のようなサイトで、罪悪感もなく、好奇心だけでサイトにアクセスする世界中の人々。彼のサイトのアクセス数が増えれば増えるほど、犠牲者たちの死期は早まってしまう・・・。

〔Commentary, etc・・・&Grade Of This Movie〕

　
　近年、進化するネットの実状とそれを利用した犯罪が増える現状を上手く描いたサスペンス作。映画的である感じだけど、かなり現実味があるので見ていてハラハラするし、リアルなトコが妙に怖いですよぉ～、この作品。

F.B.I.サイバー捜査官らが立ち向かう新たな相手とは・・・

主人公のサイバー犯罪捜査官を女性にしたのはまぁ、アル意味映画的に仕立てたのだとは思いますが、女性でも男性に負けじと立派に活躍している方は多いから見方によってはそれもリアル。しかもダイアン・レインという選択は間違ってなかったと強く思います。元々、演技自体、ヘタではなかったのですが、出る度にそれに磨きが掛かって上手くなってる気がします。表情や仕草など、1つ1つが丁寧で細かい。しかも、それが演技っぽくないのがウマさですねぇー

元々、ダイアン・レインが好きなんですが、贔屓目ナシに彼女はいい年の重ね方をしてるし、今でも素敵な女性だなぁ～って実感。あまり化粧っ気がないからなのか、老けた感じがしないんですよねぇ～。しかも、妙な色気があるし。今回の役では捜査官っていうこともあるので銃を使うシーンがあったりしますが、それも妙に似合う。カッコイイ女性の１人って感じです

プレミアにはご主人のジョッシュ・ブローリンと来場

共演者は殆ど日本では馴染みがないメンツなので、そういう意味では見ていて、「誰が犯人なんだろう？」って思う部分もあるかも。強いて言うならボックス刑事役のビリー・バークですかねぇ～、日本でも知られてそうな俳優は。彼は人気ドラマ「24」にも出てましたし、「炎のメモリアル」などにも出てましたから。善も悪も演じられそうなバイ・プレーヤーだし、演技にも定評があるのでヘタにメジャー過ぎる配役よりもいい人選かなって感じました。

　時代を反映したクライム・サスペンスの評価はですねぇ・・・
　

　　『評価：Ｂ－』

　個人的には好きな映画ですが、一般的に考えると安易な面も多いのでこの評価です。題材として新しいし、今の世の中で強ち無い話でもないのでそういった部分ではリアルです。ただ、犯人の頭脳明晰なトコや「どうしてそんなコトが出来ちゃう？」って思わせる部分があるのであまりディープに考えると「リアルじゃない！」って感じる方もいるでしょう。

過激さを増し、ジェニファーにもその影が迫る

ただ、あまりにも凝って作り過ぎるとコピーキャットする人がいないとも言えないので、あえてアバウトに作ってある部分も多いでしょう。日本人が思っている以上にアメリカでは暴力描写などには厳しいので製作側も作る際にはかなり色々考えるでしょう。それに、あまりにも殺人の方法やｴｸﾞさに力を注ぐと「SAW」や「ホステル」のようなかなりホラー寄りのサスペンスになってしまうので難しいところです。最近はホラーなのかサスペンスなのか分けづらいですから、映画のジャンルも

　まだ鑑賞していない方でこれから「観よう！」って思っている方に1つだけ警告です。動物が好きな方、覚悟してください。あまり本編には触れたくないのですが、「うわぁ～、動物は勘弁」って思う方もいると思うので。ですが、これはあくまでも映画ですから。アメリカの映画で動物が出てくる時は必ず人間や動物保護のアソシエーションが絡んでるのでご安心を。

皆さんもネット犯罪にご注意

ここを開くと・・・ﾔﾂがｱﾅﾀに忍び寄ります・・・[Enter]

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Cloverfield(邦題：クローバーフィールド/HAKAISHA）

『Cloverfield』
『クローバーフィールド/HAKAISHA』

その時、NYCで一体何が起こったのか

〔Cast and Credits〕
Actors or Actress

○マイケル・スタール＝デヴィッド /ロブ役

○オデット・ユーストマン/ベス役
主な出演作：「キンダガートン・コップ」等

○T・J・ミラー/ハッド役
　　　　　　

○リジー・キャプラン/マレーナ役
主な出演作：「ミーン・ガールズ」等

○ジェシカ・ルーカス／リリー役
主な出演作：「アメリカン・ピーチパイ」等

○マイク・ヴォーゲル/ジェイソン役
主な出演作：「ポセイドン」、「テキサス・チェーンソー」、
　　　　　　　「迷い婚」等

Directors
☆マット・リーヴス

プロデューサー
☆J.J.エイブラムス

Distributors
Paramount Pictures

日本配給：パラマウントピクチャーズジャパン

Running Time
８５分

〔About The Story〕
　コードネーム：“Cloverfield”と呼ばれるビデオ映像が存在する。
かつてアメリカはニューヨークにあるセントラル・パークと呼ばれた場所で見つかったもビデオ映像である。

　ニューヨークのとある高級アパート。仕事で日本は東京への転属が決まったロブのためにサプライズ・パーティが開かれていた。そこに駆けつけたベスの存在にどこか落ち着かないロブ。パーティではハッドがロブへの餞別に会場にいるみんなの映像を記録していた。ロブの兄、ジェイソンやその恋人のリリーなど多くの仲間が集まって、ありがちな光景が映っていた。そんな中、突然、とてつもない爆音が響き渡る。慌てた人々が表を見ると、外では大爆発が起きているが確認できた。爆発の後、見上げた空から何かが飛んでくるのが確認できた。そして…近くのビルに激突し、逃げ惑う彼らの前に落下したのは自由の女神の頭だった…。

〔Commentary, etc・・・&Grade Of This Movie〕

　
　２００７年、アメリカで『トランスフォーマー』が公開された時に突如謎の特報が流れたが、まるで誰かが撮ったビデオの映像のようなものだったので、多くの人が「何だ？あの映像？？」と話題になった新感覚のSF作。日本でもやっと公開になり、既に多くの方が足を運んだのではないでしょうか。

日本でもアメリカ同様に予告が流れたので映画好きな僕に、予告を観た友達などが「なんかあのビデオ・カメラでパーティしてるのって映画？」なんて聞かれました。新しい手法で予告が作られてるので観客はかなり興味をそそられたに違いないですねぇ～。仕掛けたのはTVシリーズ「LOST」やトム・クルーズの「M:i:III」などを手がけたクリエイター、J.J.エイブラムス。今回は監督ではなく、プロデューサーとして参加。いきなり現れた謎の“何物か”に襲撃されるマンハッタンをハンディ・カメラで撮影し、ドキュメンタリー映像のような感覚で観客を取り込み、リアリティを出したアトラクションのような作品です

What was that
Oh my god

出演しているキャラに主役というのはあまり存在しません。一応はロブという男性のパーティから事件が始まって、その友達らが逃げ惑う映像が主なので強いて言うならロブが主役かなぁ。が、どの俳優もほぼ無名か脇役しか出たことがない俳優、女優なのでハンディ・カメラ映像がやたらとリアルな雰囲気になります。

　簡単に言ってしまえば、過去に同様の手口（ハンディ・カメラで撮影された映像）で作られた「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」とハリウッド版「ゴジラ」や「宇宙戦争」をMIXしたような作品でしたぁ。公開前からの戦略などはかなりインパクトがあったのですが、作品内容としては・・・二番煎じだったかなぁ～

　新感覚アトラクション・ムービーの評価ですが
　

　　『評価：Ｄ+』

　今回は正直、かなり映画としては厳しいです！！
宣伝方法や撮影方法などは普通の映画と違って惹き付ける要素があるんですが、ただそれだけ。内容があまりにもずさんなので、かなり素人っぽいです。ただ何かが現れて、人々が逃げ惑い、何の説明もないまま進んでいく。８５分でも長すぎるくらい。実際にもしもこういうｺﾄが起こったら映画同様に“何か”がスク゛には分からないかもしれませんが、それにしても何も無さ過ぎる。ＣＧなどはｽｺﾞいｹﾄﾞ、それ以上は何もなかったのが残念。

また、アメリカで公開されてスク゛に鑑賞した観客が体調を壊したりしたのをきっかけに配給のパラマウントが「乗り物酔いと同じような症状を起こす恐れがある」と注意を呼びかけましたが、その通りです。手フ゛レがスコ゛いので遊園地の乗り物や車で酔う方はかなりキツいです。僕自身、かなり耐えてましたが途中から目が痛くなるし、疲れるし、気分が悪くなってしまいました。

　ただ・・・

ベス役のオデット・ユーストマンが可愛かった

この子ね、この子ｗｗ

個人的にかなりやられましたｗｗ
まぁ、ヒロイン的存在なので綺麗な子を持ってきたってのは当然ですが。そこは映画なんですよねぇ、結局。

やっぱアメリカでも急に注目されてるみたいです

あまり話すと観ていない方は面白くなくなってしまうので詳しくは言いませんが、リアリティに拘って、ドキュメンタリー・タッチにした割には最後が映画的過ぎて納得出来なかったなぁ～。要するに、詰めが甘いんです。個人的な評価で言えば「Ｆ」に近い「Ｄ-」でした。が、確かに良くも悪くも終わってからもインパクトがあったので何かが残る感じだから今回は「Ｄ+」にしておきました。

　本当に映画を好きな方にはあんまりオススメできないかなぁ。割り切って、遊園地の新アトラクションとかを見に来たっていう感覚ならどーぞ

　そうそう、タイトルの「クローバーフィールド」とは“放射線隔離地域”という意味があるんです。日本のサブタイトル「ＨＡＫＡＩＳＨＩＡ」はJ.J.エイブラムスがわざわざ付けたそうですが、いらない気がする・・・。既に続編が決まってるみたいですが、次はＤＶＤで十分です。
ごめんなさいｍ（＿＿）ｍ

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『Spider-man 3』
『スパイダーマン３』

メガ･ヒットのシリーズ３作目

〔Cast and Credits〕
Actors or Actress

○トビー・マグワイア/ピーターー・パーカー a.k.a.スパイダーマン役
主な出演作：「シー・ビスケット」、「サイダー・ハウス・ルール」、
　　　　　　　　「カラー・オブ・ハート」等

○キルスティン・ダンスト/メアリー・J・ワトソン役
主な出演作：「モナリザ・スマイル」、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」、
　　　　　　　　「エリザベスタウン」、「エターナル・サンシャイン」等

○ジェームズ・フランコ/ハリー・オズボーン役
主な出演作：「容疑者」、「トリスダンとイゾルテ」等
　　　　　　

○トーマス・ヘイデン・チャーチ/フリント・マルコ a.k.a サンドマン役
主な出演作：「トゥーム・ストーン」、「ジャングル・ジョージ」、
　　　　　　　　「スコーピオン」、「サイドウェイ」等

○トファー・グレイス/エディ・ブロック a.k.a. ヴェノム役
主な出演作：「トラフィック」等

○ブライス・ダラス・ハワード/グウェン・ステーシー役
主な出演作：「レディ・イン・ザ・ウォーター」、「マンダレイ」、
　　　　　　　　「ヴィレッジ」等

○ローズマリー・ハリス/メイ・パーカー役
主な出演作：「愛しすぎて/詩人の妻」、「ギフト」等

Directors
☆サム・ライミ
主な監督作：「死霊のはらわた」、「ダークマン」、
　　　　　　「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」等

Distributors
Sony Pictures Releasing

日本配給：ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント

Running Time
２時間１９分

もう一人の敵、それは「自分」

〔About The Story〕
　ピーター・パーカーの人生は順風満帆そのものだ。スパイダーマンとしては何度もニューヨークを危機から救い、市民にはヒーローとして愛され、大学での成績は優秀で念願のブロードウェイ・デビューを果たした恋人ＭＪことメアリー・J・ワトソンとの関係も順調。遂にピーターはMJに対してプロポーズすることを決意する。が、唯一、気になるのは親友だったハリーとの間に出来た深い溝。そしてある夜、謎の黒い液状生命体が地球に落ち、ピーターの体に取り憑いてしまう・・・。　

〔Commentary, etc・・・&Grade Of This Movie〕

　
　２００２年の第１作目、そして２００４年の第２作目と確実に進歩してきたメガ・ヒット・シリーズの第３弾！製作費は映画史上最高額となる2億5800万ドル（約290億円）というとんでもないスケールで３度登場のスパイディー。子供から大人まで楽しめるスーパー・エンター・テイメントな作品ですねぇ～

　主要キャストは１作目からそのままで、今回はサンドマン役のトーマス・ヘイデン・チャーチやスパイダーマンの宿敵、ベノム役のトファー・グレイス、そして新たなヒロイン、グウェン・ステーシー役のブライス・ダラス・ハワードらが参加して更に作品が華やかになりましたー

新たな敵が続々登場…でも、本当の敵は

　上手くコミックからの流れを映画としてのステップ・アップに流用していて、内容自体もまた更にドラマ性が高くなり、面白みを増したように感じます。これまで順調に進んできたスパイディーが今回は自分自身の過酷な運命に立ち向かい、更にはほぼ同時進行で新たな敵にも立ち向かわなければならなくなるという展開は観ていて観客を上手くﾄﾞｷﾄﾞｷさせるなぁ～って感心

　個々のキャラクターの存在がしっかりしていて、スパイダーマンだけではなく、いいバランスでそれぞれにスポットが当てられてるのでそういった配慮がしっかり作品にドラマ性を吹き込み、ただのコミックの映画化ではなく、幅広い世代の人が楽しめる作品として確立された気がします。

ヒーローでも心の葛藤はある…

アクション面でもシリーズを追うごとにグレード・アップしていて、しかも無駄がない展開なので観ていて飽きないですねぇ～。スタートしてドラマ、アクション、ドラマ、アクション・・・と作品の進行自体にUp&Downがあるので観客も程よいローラー・コースター気分が味わえるのではないでしょうか。ﾀﾞﾗﾀﾞﾗとした流れではメリハリが無くなってしまって、飽きてしまうっていうことをしっかりと考えて作られてます。元々はホラー畑のサム・ライミ監督ですが、ここまでの思い入れでこのシリーズを作ってくるとは誰も最初は予想していなかったことでしょう

　前作の公開時から気の早いファンの間では「次はどの敵が登場するか？」などと予想されて、かなり話題になっていましたねぇ～。期待に応えて、コミックでは最大の宿敵となるヴェノムを登場させ、それだけではなく「3」作目ということもあってか、ニュー・ゴブリンやサンドマンも登場させて、「3」人の敵が出てくるのも面白いし、遂にはスパイディーがブラック･スパイダーマンとなってしまうという行も盛り込んで作品を大いに盛り上げてます。

主要キャストも勢ぞろい

　公開までは「いよいよクライマックス」と言われていたので、これで終わりになるかもって思った多くのファンがいたでしょうが、アメリカでのオープニングの週末興行収入が1億4800万ドル（約177億円）という歴代１位の記録を出し、その後も日本などの世界各国で大ヒットした今作。そう簡単にはソニーもやめるﾜｹないですよねぇ～。既にシリーズ第４弾の製作も決まっていて、水面下で今頃は動いていることでしょうねぇ

　スーパー･ヒットしたシリーズ第３弾の評価は…
　

　　『評価：Ａ＋』

　大幅にスケール･アップしていて、スリリングに楽しめる今作。ですが、３作目となると飽きてきてしまっている方が出てきてるのも否めない。近年のシリーズものは１年ごとや２年置きくらいでコンスタントに作られているので、そういった製作の仕方自体に飽きが来ているように感じました。グッズなども毎回大量に生産され、フィギュアからステーショナリー、アパレルまで幅広く出てきますが、そういった方面でも動きが渋くなってたのは映画ファン離れではないでしょうか。

今回から登場したキャラクターがどう物語に絡んでくのか

コミックから好きだった「スパイダーマン・ファン」に対して、「映画ファン」は勢いや流行で観ていた方も多いハズ。１作目や２作目で色んなグッズまで揃えた映画ファンもちょっと飽きてしまい、グッズも買わなくなり、リピーターもこれまでの２作に比べて減ったのかもしれません。「映画館じゃなくても、ＤＶＤでいいかぁ」的な感覚が出てきたのもあるかもです

戦いは遂にクライマックスへ

ですが、こういった大作はやはり劇場の大きなスクリーンで観て、音響もド迫力で楽しむのがｲｲ！！個人的には劇場で５回ほど観てしまいました。ＤＶＤもいいｹﾄﾞ、迫力がやっぱ違いすぎますからねぇ～。

　もうｽｸﾞ公開から１年が経ちますが、逆に熱が冷めた今に改めて観直すと面白いかも！忘れたﾄｺとかあったり、「こんな風だったっけ？」なんて色々楽しみながらじっくり楽しむのもオススメですよっ

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マット・デイモン、最新作を撮影中！！

　『オーシャンズ13』や『ボーン・アルティメイタム』などヒット作には欠かせない存在になったマット・デイモンがまたまた新作を撮影中

撮影中のマット

作品の詳細はまだ明らかにはなっていませんが、どうやらＣＩＡのエージェントが中東の武器密輸を追う・・・といったようなサスペンス・ドラマ作になりそうです。マット以外に参加しているのはリアリティを追及する為に現役の軍人が参加したりしていますよぉ～

迷彩服もよーく似合う

監督はこれまでにもマットと「ボーン・スプレマシー」や「ボーン・アルティメイタム」で組んでいるポール・グリーングラス

３度目のコラボなので、息がピッタリと合った撮影が進んでそうですねぇ～

今から公開が楽しみでﾜｸﾜｸします

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ボーン・アルティメイタム

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ボーン・スプレマシー

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Smokin' Aces(邦題：スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい）

スモーキン・エース

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『Smokin' Aces』
『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』

ハイパー・テンスな殺し屋達の壮絶なカード・ゲーム

〔Cast and Credits〕
Actors or Actress

○ジェレミー・ピヴェン/バディ・イズラエル役
主な出演作：「ブラックホーク・ダウン」、「キングダム/見えざる敵」、
　　　　　　　　「天使がくれた時間」、「ジャッジメント・ナイト」等

○ベン・アフレック/ジャック・デュプリー役
主な出演作：「デアデビル」、「パール・ハーバー」、「アルマゲドン」、
　　　　　　　　「レインディア・ゲーム」、「グッドウィル・ハンティング」等

○ライアン・レイノルズ/リチャード・メスナー捜査官役
主な出演作：「ブレイド3」、「ウルヴァリン（仮題）」等
　　　　　　　　「きみに読む物語」等

○アンディ・ガルシア/スタンリー・ロック役
主な出演作：「ブラック・レイン」、「オーシャンズ13」、「ツイステッド」、
　　　　　　　　「インターナル・アフェア」等

○レイ・リオッタ/ドナルド・カラザース役
主な出演作：「NARC　ナーク」、「ハンニバル」、「乱気流/タービュランス」、
　　　　　　　　「不法侵入」等

○アリシア・キーズ/ジョージア・サイクス役
主な出演作：今作は初出演

　アーティスト歴
☆アルバム「As I Am(2008）」、「Diary Of（2003）」、
　　　　　　　「Unplugged（2005）」等

○コモン/サー・アイビー役
主な出演作：「アメリカン・ギャングスター」等

　アーティスト歴
☆アルバム「Like Water For Chocolate（2000）」、「Be(2005)」
　　　　　　　「Finding Forever（2007）」等

Director(s)
☆ジョン・カーナハン
主な監督作：「NARC　ナーク」等

Distributors
Universal Pictures

日本配給：ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

Running Time
１時間４８分

〔About The Story〕
　ラスベガスで人気のマジシャン、エース・イズラエルはギャングたちと付き合っているうちに調子に乗っていき、自らもギャング稼業を始めてしまった。が、思っていたよりも厳しい世界では失敗。その挙句の果てに逮捕されてしまったエースは、終身刑を免れるためにF.B.I.との司法取引に応じようとしていた。エースの裏切り行為に腹を立てたマフィア界の超大物・スパラッザは100万ドルの賞金を出し謎の暗殺者を調達する。だが裏の世界でも瞬く間にその噂は広がってしまい、プロの殺し屋たちがエースを狙いはじめていた・・・。

〔Commentary, etc・・・&Grade Of This Movie〕

　
　「NARC ナーク」のジョン・カーナハンが当初オファーされていた『M:I-Ⅲ』の監督を蹴り、自らが執筆した脚本で作られたのが本作。独特の世界観と派手なバイオレンス描写が話題となり、S級なのかB級なのか微妙なラインを辿るアクション作。豪華なキャスティングで、アル意味全員が主役のような味付けはなかなか面白く仕上がっていて、エンタメ性の高い作品です。

どのキャラクターにも個性があって、こういった独特のタッチは過去にもガイ・リッチー監督の「スナッチ」や「ロック・ストック＆スモーキング・バレル」、クエンティン・タランティーノ監督の「パルプ・フィクション」や「キル・ビル」などありますが、また少し違った雰囲気もあり、個性的な１本としてアメリカ代表になるでしょうねぇ～。「トゥルー・ロマンス」などにも近い感じで、主役級俳優から脇役俳優、はたまた新人まで入り乱れてキャスティングから既にバトルが始まってる感じです。

賞金稼ぎ、殺し屋、F.B.I.が入り乱れての大バトル

　アーティストのアリシア・キーズは本作が映画初出演となるのですが、初とは思えないほどの存在感があり、演技もなかなか上手く、ピアノのみならず銃のさばきもかなり上手いです。もちろん、トレーニングはしたでしょうが、しっかり女殺し屋を演じていて、今後の女優活動にも期待できそうです。近年はやたらラッパーなどアーティストが映画界にも進出しているのですが、やはり全員が上手いワケではないので、彼女の今後の動向は映画ファンも気になることでしょう。

かなりアリシアがカッコイイですよっ

今回はちょっと早めに評価の方を
　

　　『評価：B＋』

　製作段階から何か気になってた今作は賛否がハッキリ分かれるくらい突飛な感じの作品なので一般的な評価はこれくらいでしょう。明らかに好き嫌いが分かれると思います。タランティーノらの作品がこれまでにあるので観る方によってはこの手の作品は２番煎じになるかもしれませんが、僕が観た感じではまた別のテイストがあったので新鮮な部分も往々にしてありました。

細かいコトはやはり恒例の「ステルス・モード」でｗｗ

〔Stealth Mode/ネタバレ区域〕　

　このフ゛ロク゛ではお馴染みの「ステルス・モード」
これを駆使して映画の細かい部分や裏側に迫ります

ご存知ではない方もいるかもしれないので、1つお伝えしておきます
本編のネタバレを見たくない方はスルーしてくださいね

ご覧になりたい方はドラッグして文字を反転させてくださいねっ

裏側などについてまたまた書かせてもらいますｗｗ

では、ここから「ステルス・モード」のスタートです！！

↓↓↓ココから「ステルス・モード」↓↓↓

今回のステルス・モードはﾈﾀﾊﾞﾚって言うよりも、作品の裏側に！
監督のジョン・カーナハンは出演者に徹底したリアリティを求めていたので、それぞれの役に合ったトレーニングをさせたそうです。

　イズラエル役のジェレミー・ピヴェンはスウェーデンの手品師、Ｒ・ポール・ウィルソンからカードの基本などをしっかり教わったそうです。セリフを話しながら、カードのマジックをいくつか見せたりするシーンがあるので、本格的に教わり、実際にマジックのステージにゲストとして上がったそうです。

ﾎﾝﾓﾉのマジシャンのようなジェレミー

殺し屋を演じたそれぞれの俳優やＦ.B.I.捜査官を演じたライアン・レイノルズも銃器や撃ち方などを徹底して訓練したそうです。殺し屋役はそれぞれ様々な武器も使うのでそういった武器の扱い方を習得し、捜査官役のレイノルズは動きを変えながら発砲し、マガジン（弾倉）を換えて発砲し、またマガジンを交換して、発砲するという動きを短時間でこなせるようにまでしたそうです。

役柄に合わせて訓練を俳優らは受けたそうです(°∀°)b

後半の銃撃戦で５０口径の「バレット」というアンチ・マテリアル・ライフル（対物狙撃銃）を扱うことになったタラジ･ヘンソンももちろん、プロから扱い方をしっかりと習って、役に挑んでいます。おもちゃの銃しか触ったｺﾄがないタラジは今作の撮影前の訓練で実際のバレットなどで練習し、かなり疲れたとか。その成果はしっかりと劇中で伺えます。

映画史に残りそうな銃撃戦

後半の銃撃戦で５０口径の「バレット」というアンチ・マテリアル・ライフル（対物狙撃銃）を扱うことになったタラジ･ヘンソンももちろん、プロから扱い方をしっかりと習って、役に挑んでいます。おもちゃの銃しか触ったｺﾄがないタラジは今作の撮影前の訓練で実際のバレットなどで練習し、かなり疲れたとか。その成果はしっかりと劇中で伺えます。

楽しそうな現場だけど拘りを持ったカーナハン監督
（一番手前の人ねっ）

銃撃戦などのアクション･シーンではＣＧを使わず、実際に大量の撮影用爆竹などを使って、リアルに銃撃戦を演出したりしています。とことん、リアルさに拘ったジョン･カーナハン。一見、ハチャメチャに見える今作も最後はズッシリとしたドラマ性を感じられるのはこういった「リアルさ」があったからでしょう。

コモンもアリシアもかなりキマッてる

↑↑↑ココまでが「ステルス・モード」↑↑↑

　劇中に使われる様々なジャンルの音楽が映画にマッチしていて、幅広い音楽ファンが楽しんで聴けるようになってます。それはもちろん、劇中に様々な人種やキャラが登場するからでしょう。

グランジからロック、ヘビメタ、HipHop、ソウルなどとにかく聴いてて楽しくなるのでサントラも立派な映画のテイストになってます

サントラ／「スモーキン・エース／暗殺者がいっぱい」オリジナル・サウンドトラック